厳選!キャットフードで尿路結石症予防!猫に大事な成分とおすすめ

猫の尿路結石症は、病気の中でも比較的かかりやすいので、気を付けたい病気です。発症の原因はいろいろですが、キャットフードの成分とも関係があるようです。毎日与える餌なので、どのような成分が尿路結石に悪いのか、逆に良いキャットフードとはどのようなものなのか確認してみましょう。

尿路結石とは

引用元:http://www.matuhosi.com/hyohon.html

腎臓や尿管、膀胱、尿道などに、小さな石のような結石ができ、尿が出にくくなったり、細菌感染を引き起こし膀胱炎や尿毒症を併発してしまう恐れもある病気です。排尿時の痛みや不快感がありますが、猫は我慢強いので発見が遅れて重症になってしまう恐れもあります。

 

尿路結石になりやすい原因

キャットフードの品質

品質の悪いものや、水分の少ないドライフードだけを与えていると尿路結石の原因になる場合も。猫は、本来砂漠の動物です。水はあまり飲まないでサバイバルしてきた習性が受け継がれてきたといわれています。そのため、水分が不足しやすく、尿路結石になる可能性が高くなります。

トイレの環境が悪い

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トイレ容器が不潔だったり、多頭飼いの場合、トイレの数が足りなかったりすると、排尿を我慢してしまいます。尿が濃くなり、膀胱炎を引き起こし尿路結石を併発します。

体質や遺伝

親猫が尿路結石の病歴があると、子猫の発症率が高まる傾向にあります。また体質的に尿路結石にかかりやすく、再発を何度も繰り返してしまう猫もいます。

ぼーちゃん
親猫が尿路結石にかかったことがあったら、普段から尿路結石用のフードを与えるなどのケアをしてください。

オス猫は発症率が高い

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オス猫はメスと比べて、尿道が狭いうえに字に曲がっているので、結石が詰まりやすくなっています。一方、メス猫は、尿管の幅が広く、尿が流れやすく尿路結石になっても重症にはなりにくいのです。

3歳から5歳は気を付けて

3~5歳の猫は、活発で良く食べるので尿路結石を生成しやすい時期といわれています。餌やおやつの与えすぎには注意しましょう。

毛の長い猫種

引用元:http://goo.gl/6xMyr1

短毛種より、長毛種の猫の方が尿路結石になりやすいですが、原因は不明です。

尿路結石に有効な成分

クランベリー

引用元:https://horti.jp/3285

尿のPH値がアルカリ性だと尿路結石になりやすく、酸性に保つ必要があります。クランベリーに含まれるキナ酸は、PH値を酸性に安定させる作用があると期待。また、殺菌や抗酸化作用で、菌により発症する膀胱炎の予防にも効果があるといわれています。

プレミアムキャットフードで下部尿路ケアを考えているフードには、クランベリーが含まれていることが多いです。

利尿作用【クエン酸・ビタミンC

クエン酸は結石の成分であるカルシウムが結晶になるのを防ぐ働きがあるそうです。また、抗酸化作用や尿のPHのバランスを保つ利尿作用があります。

尿のPHを調整【メチオニンDL】

引用元:http://goo.gl/Ehn9EJ

結石の成分であるリン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)は、酸性の尿で溶けます。キャットフードの種類や量、細菌感染、さらに猫の体質などが原因でアルカリ性の尿になってしまうと、マグネシウム(結石の元)が溶けにくくなります。

メチオニンはアミノ酸の一種で、尿のPH値をアルカリ性から酸性へと戻す効果があります。人の尿路結石を治療する際にも使用されますが、結石予防用のキャットフードには、メチオニンが配合されています。。

ぼーちゃん
一度結石になると、再発の可能性もあるのでPHコントロール用フードがおすすめです。

抗酸化作用【オメガ-3脂肪酸】

引用元:http://goo.gl/OAh38H

オメガ脂肪酸は、抗酸化作用の高い成分で、膀胱炎に効き目があるといわれています。膀胱内部の炎症を抑える働きがあるとされています。下部尿路の病気が心配な猫には、原材料に、オメガ-3脂肪酸が含まれているキャットフードがおすすめです。

尿路結石に良くない成分

マグネシウムやリン

キャットフードに、結石を作りやすい成分が多く含まれていると、泌尿器系の病気を持ってる猫にとっては好ましくないといえます。ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)の元となるマグネシウムの含有量は要注意です。マグネシウムの含有量が0.09%くらいを表示しているものが、下部尿路疾患用のキャットフードとして適しています。

ミネラルは必要な成分

「マグネシウムやリンは有害なのか?」という疑問がありますが、猫にとってミネラルは必要で、無くてはならない成分です。マグネシウムは、骨・歯の形成や新陳代謝、神経伝達物質の生成や心臓のサポートをします。また、リンはカルシウムと相互作用し、骨と歯を丈夫にします。

どちらかが不足すると栄養の効果が減っていきます。ただし、過剰に摂りすぎると弊害がおきます。カルシウムとリンのバランスが摂れた食事が望ましいです。

尿路結石におすすめのキャットフード

キャットフードを選ぶポイントは、下部尿路の健康維持に有効な成分が含まれていること、マグネシウムの含有率が低くバランスがとれた総合栄養食であることです。下部尿路ケア用のキャットフードの中で、これらの条件を満たし、なおかつ、人口添加物が含まれていない商品がおすすめです。

1.カナガン

引用元:https://goo.gl/9uGHdm

すべての猫種の子猫から老齢までのライフステージに応じたキャットフードで、種類は1つしかありません。肉類がメインで、人工添加物は不使用、アルカリ性になりやすく消化に悪いとされる穀物も使用されていません。マグネシウムの含有率は、0.09%と安心の基準値です。尿路ケアに有効とされるクランベリーや利尿作用のあるビタミンCも含まれています。チキンを主食にバランスのとれた栄養配合です。

2.ロイヤルカナンpHコントロール

引用元:http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b201374003

尿路結石を患っている猫の療養食としてのキャットフードで、タイプ0から2までラインアップ。ドライフードのマグネシウムの含有率は、400kcal当たり、一番少ないもので0.05g(およそ0.05%)多くて0.08%と、かなり低めの割合になっています(ウエットタイプは、0.04g/400kcalもあります)。

原料の初めにある米や小麦は、動物性たんぱく質が必要な猫だけに気になるところですが、肉類もきちんと明記され安心できる品質だといえるでしょう。他のメーカーに追随を許さない豊富な種類から選べられるメリットがあります。尿路結石対応度や栄養バランスなど、総合面で優れたフードであると思います。

3.ファインペッツ

引用元:http://goo.gl/wOhuz8

カナガンと同じく、穀物フリー、メインの肉の種類も明記され栄養価の高い安心できるキャットフードです。尿路結石の予防になるクランベリーやビタミンCも含まれています。現在病気を発症していない猫には、下部尿路の健康維持のために、メーカーも推奨。

もちろん人工添加物も使用していません。ただ、マグネシウムの含有率は1%と若干多めですが、この基準値の考え方もメーカーによってさまざまです。健康な猫の現状を将来にわたって、長く維持するのなら、ファインペッツのフードはとても安心だといえるでしょう。

まとめ

結石ができにくいようにするために、食事で予防できる方法として成分を調べてみました。マグネシウムもリンも猫にとって、必要不可欠な栄養素です。極端に神経質になって避ける必要はありません。また、現在病気を発症している場合は、獣医師の指示に従って食事療法をしてくださいね。猫が罹りやすい病気として、尿路結石の予防に必要なキャットフード選びの参考にしてください。