キャットフードの添加物や防腐剤、着色料が猫の体に与える5つの影響とは?

キャットフードの成分表に、添加物や防腐剤・着色料などが含まれているものがありますが、人間用の食材にも同様に含まれているものがあります。ならば、あまり神経質になることはないのではないか?と思う気持ちもありますが、果たしてどうなのでしょうか?猫にとって、成分表に含まれる化学物質について確認してみましょう。

酸化防止・防腐剤

引用元:http://goo.gl/NHpRX0

防腐力が高く安いため、激安キャットフードなどに使われてきました。保存が効く安いキャットフードを提供するために用いられてきたようです。猫は人間に対して体が小さいので、少量の添加物でも、毎日取り続けることは、体への負担になり健康を害する恐れがあると考えられています。

ガン・アレルギー・皮膚病?エトキシキン

餌の品質を保つためには、酸化させないことが必要です。エトキシキンを、酸化防止剤として使われているキャットフードがありますが、人間の食品には、法律で禁止されているので使用していません。かつて日本でも、食品に含まれていたことがあり、もともとは、農薬の酸化防止剤やゴム製品に使われていたために、大きな問題となったそうです。

FDA獣医医療センターの報告では、酸化防止剤の1つとして使われるエトキシキンについて、猫の飼い主からの報告をまとめ、その危険性を警鐘しました。

●ガン

●アレルギー

●皮膚病

●異常行動

●臓器の障害

ぼーちゃん
ビタミンEよりも、抗酸化作用が高く、少量の使用なら問題がないと説明するメーカーもいますが、確信が持てるデータが提出されているわけではないようです。

 

肝臓に影響?ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

微量なら、影響はないと言われていますが、人間用の食品には、ほぼ禁止とされています。膀胱や甲状腺がんを発症する恐れがそうです。猫の体によい物質でないことは確かのようです。この酸化防止剤は、肝臓に悪い影響がでる可能性があると考えられているので、肝炎など肝臓に疾患がある猫には、とくに避けたほうがいいでしょう。

現在でも魚介冷凍品・チューインガム・油脂・バター・魚介乾燥品・魚介塩干品・乾燥裏ごし芋など限られた食品には使用が認められているそうです。

催奇性の疑い?ブチヒドロキシトルエン(BHT)

人間への発がん性は認められてはいませんが、催奇性の疑いも高くアメリカでは赤ちゃんの食品には使用禁止とされている物質です。与え続けると、抜け毛や体重の減少といった恐れがあるとか。本来は、石油や塗料などの保存が目的で使用されていました。

毒性が高い?没食子酸プロビル

油脂などの酸化を防ぎ保存を長持ちさせるために使われます。品質の保全には高い機能を発しますが、保存効果が強いということは、人間や猫などのペットにとっては悪影響を及ぼすことにつながります。マウス実験では、急毒性が高いと証明されており、発ガンリスクや肝臓にダメージを与えるといわれています。肝炎・胃・尿毒症の病歴を持っている猫には、特に注意が必要です。

キャットフードの保存料

肉類の成分と化合して発がん性物質に変化?亜硝酸ナトリウム

引用元:https://goo.gl/cA5UUb

キャットフードの袋の中の細菌を増殖を防いだり、餌の変色を防ぐための保存料です。黒くなった肉類の成分を、色鮮やかな赤に見せるときにも使用されるそうですが、発がん性の危険があります。キャットフードの主原料である肉や魚には、アミンという成分が含まれています。亜硝酸ナトリウムとアミンが化学反応することで、ニトロソアミンという発がん性の高い物質へ変化。猫にとっては危険な添加物といえるでしょう。

胃腸の発がん性リスクが特に高いそうだよ。

奇形の子猫が生まれるリスク?ソルビン酸K(カリウム)

引用元:http://cats.about.com/od/reproduction/a/postnatal.htm

キャットフードの品質が悪くなるのを遅らせる効果があるとして使われる保存料として知られています。猫の体に影響を与えるリスクは、比較的低いようですが、発がん性のリスクは皆無ではないようです。遺伝子DNAに影響を及ぼし、生まれる子猫が奇形になるという催奇性の可能性を高めるといわれてもいます。

猫の餌の着色料

着色する理由

引用元:http://pinspo.com/69.html

キャットフードの見た目を美味しく見せるために、人為的に色調を調整するために、加工の段階で着色料を使用します。長期に保存する場合、出来立ての自然な色合いは、着色しないと変化してしまうからです。

着色料によるからだの影響(マウス実験)

●赤色3号:実験の結果、赤血球の減少や甲状腺関係の異常などの報告がされているそうです。

●赤色102号:赤血球数やヘモグロビン値、GOT、GPTの低下・食欲不振・体重減少・心臓や肝臓肥大などの報告も。

●赤色105号:食欲不振により成長が悪くなる・甲状腺の重さが増える・GOTとGPTの上昇(肝臓の検査)

●赤色104号:発がん性物質の可能性

●青色2号:ウイルスに対する猫の感受性が増加し、感染した場合症状が悪化しやすくなる。

猫の目は、青と緑の波長は認識しますが、赤い色は見ることができません。ですからキャットフードの赤みを帯びたおいしそうな茶色も、猫の目から見ると、赤みの抜けた色に映るそうです。合成着色料は、猫の食欲を増すためというよりも飼い主の人間にとってアピールしていることが目的のようです。

引用元:http://goo.gl/SK3xiO

引用元:http://goo.gl/SK3xiO

合成調味料

引用元:http://goo.gl/MS7xT8

猫のフードに嗜好性の強い風味を与え、食欲を刺激するために添加されます。調味料の種類や安全性については、製造に関する機密情報ということであきらかにされないケースが多く、確認することが難しいようです。
また、キャットフードに使用できる甘味料として、グリジリジン・アンモニートがあります。猫にとって完全に、安全であると確認はされていませんし人間の食品には使用されていません。

まとめ

酸化防止剤や保存料、着色料などの科学的添加物は、猫の健康維持の為に必要なものではないようです。ただ、長期の品質保全とできるだけ安価なキャットフードを提供するために企業が安全面においてぎりぎりの綱渡りをしているところも否めません。

添加物をいっさい使わず自然の原料でキャットフードを製造しているメーカーがあるのも事実ですが、価格だけを考えると高額になります。それぞれのお財布事情もありますが、病気による高額な医療費が発生するリスクも考えられるので、難しいところですね。少なくとも添加物の知識は持ち、知らなかったからという理由で粗悪なフードを与えることは、避けたいものです。