ラグドールの性格や10の特徴と毛色、飼い方。病気と注意点

ラグドールを飼ってみたいなら、性格や特徴、飼い方を知っておくことはとても大切ですよね。ふわふわとした毛並みにブルーの瞳、バラエティに富んだ模様と毛色、その魅力に、多くの愛猫家が惹きつけられています。

ラグドールの由来

ラグドールの名前は、英語で「Ragdoll」、ぬいぐるみという意味です。ふわふわの長い毛並みと、抱っこしても抵抗せずなされるがままの脱力感が、本物のぬいぐるみに似ているからだそうです。

誕生の歴史は、1960年代。アメリカのカリフォルニア州で飼われていたシールポイントに、白いペルシャ猫やバーミーズを交配・改良を重ねました。アメリカの猫種登録協会(CFA)に正式に「今のラグドール」として公認されたのが2000年、比較的新しい品種といえます。

●バーマンなどのシールポント

引用元:https://sumally.com/p/732969

●白いペルシャ猫

引用元:http://tetoan.com/cat-picture/persian/

●バーミーズ

バーミーズ

引用元:http://tetoan.com/cat-picture/burmese/

主な3つの性格

物静か

闘争心や狩猟の本能が少なく、他のペットとも調和を保ち生活できます。爪をたてることも少なく、「大切な家具を傷つけてしまうのでは」と神経質になる必要もありません。スコティッシュフォールドに似ているところもあり、運動もそれほど活発ではなく、鳴き声もちいさい物静かな性格。

温和で情が深い

おおらかな、小さな子供にも神経質にならずに優しく気長に接することができる猫です。

猫には珍しいほど従順

猫にしては、珍しく抱っこが好き。ぬいぐるみのようにおとなしく抱かれ、飼い主に従順です。しつけもしやすい猫ランキング上位にはいります。自分の居場所に対しての帰巣本能が強いので、成猫になってからの引っ越しやよその家族にもらわれるなど環境が変わると、大きなストレスになる場合もあります。

ラグドールの特徴

全体的な体の印象

引用元:http://cocoa-pet.com/archives488/

大き目と、頭の上にある両耳の間は若干離れ気味、頭部が平ら、ブルーの瞳に丸い頬が特徴。丸みのある体型はロングでサブスタンシャルタイプ。足は骨太、尻尾もふさふさと長く、全体に堂々としたイメージが。特徴であるポイントカラーが、どこかタヌキに似たような愛嬌のある顔です。

成長がゆるやか

ラグドールは成猫になるまでのおよそ4年。他の品種に比べるとゆっくりと成長します。被毛の色も、生まれたては真っ白ですが、2年の月日をかけ少しずつ色や模様が変わってきます。

さまざまな毛色

ふさふさとした長い毛を持つミディアムロング被毛。胸の周りも長い毛におおわれ、まるで赤ちゃんのよだれかけを掛けているようだともいわれます。ラグドールの一番の特徴は、毛の模様。ポイントといわれる班が顔や手足、尻尾にアクセントとして入るものや、足に靴下を履いているように見えるミテッド、白い毛に2色が混ざるトーティ、顔の白い毛が八の字であるバイカラーのパターンが見られます。

基本は3つの毛の模様

1.カラーポイント

遺伝子的に、貴重な色といわれるカラーポイント、ヨーロッパで人気上昇。全体に明るい毛色ですが、顔の中央か全体に、濃いめの毛色が現れます。また、しっぽや耳、手足などの先端に、顔と同じようなアクセントカラーが。シールポイント、ブルーポイント、レッドポイントの3種類の色が見られます。
●シールポイント(こげ茶)

引用元:http://cloudmind.info/15-beautiful-cat-breeds/

●ブルーポイント

引用元:https://goo.gl/hA6JId

●レッドポイント(茶色)

引用元:https://goo.gl/E18F4O

2.ミテッド

i引用元:http://ragdollkittens.com/Info/ColorsandPatterns.aspx

ミテッドはカラーポイントの特徴に似ていますが、アクセントの濃い目のカラーがおなかの周りにも見られます。ポイントカラーの手足には、濃いめの色が出ているのと対照的に、ミテッドは、白いソックスをはいているような感じで、両手足が白くなっているのが特徴。額や鼻のあたりのカラーポイントに、白い筋のような模様が現れる場合もあります。

3.バイカラー

バイカラーの典型的な特徴は、かわいい顔の模様。鼻を含めた顔の一部が白い毛でおおわれ、「八」の字(欧米ではVの字)の模様になっています。頭部から背中は、ブラウンやグレーですが、足やおなかはホワイト。全体的に他のタイプよりも明るめの被毛が多いのが特徴。

バイカラーの色に関しても多くのカラーがあり、茶色っぽい「シール」、灰色やグレーの「ブルー」、赤みがかった「レッド」などさまざま。

●チョコレート(薄いこげ茶)

引用元:https://jp.pinterest.com/pin/388365167844675228/

●ライラック(薄い灰色)

引用元:http://ragdollkittens.com/Info/ColorsandPatterns.aspx

 

●クリーム色

引用元:http://www.ragdolls.cz/en/about-breed-colors.html

●赤系と黒系プラス白色のトーティ

引用元:http://www.ragdolls.cz/gallery2/main.php?g2_itemId=19258

 

縞模様のリンクス

引用元:http://ragdollkittens.com/Info/ColorsandPatterns.aspx

ポイントカラー・ミテッドとバイカラーの基本パターンに、白の縞模様が入る場合があります。この縞模様をリンクスといいます。

●ラグドールの赤ちゃんは白色

引用元:http://goo.gl/oJWF7W

引用元:http://goo.gl/oJWF7W

ぼーちゃん
どの毛色や模様も、生まれたときにはなく白一色です。成長に伴いだんだんと、特徴的な色が体に現れてくるようになります。

ラグドールの適切な飼い方

子猫から若い年齢の間は、一般の猫と同じように活発です。体形が大きいため時間はかかりますが、成猫になると落ち着き、運動するよりものんびり過ごすこととを好みます。

猫特有の高い場所を好むことも少ないので、高いキャットタワーより低めでOK。体を支えることができる安定したものを選びましょう。長毛種で豊かな毛量なので、ヘアケアは怠らず、少なくとも週に2回以上のブラッシングをしましょう。きれいな毛並と体格を維持するためにも、キャットフードは、栄養価の高いバランスの良いものを与えてください。

引用元:http://nadasan.exblog.jp/10508423/

ラグドールの健康面

オスとメスの平均体重

かつては大型種と分類されていましたが、現在は中型種の猫として扱われています。平均体重はメスで4.0~6.0㎏、オスは4.5㎏~7㎏まで。体重が10㎏近い猫の記録がありますが、現在では非常に稀なケースです。尻尾と体長はほぼ同じ長さ、体格は、筋肉質で重量感があります。

寿命は猫のほぼ平均年齢

ラグドールの寿命はどのぐらいでしょうか。もちろん個体差がありますが、平均では14歳といわれています。一般的な猫の平均寿命が15年といわれているので、ラグドールもほぼ平均に近い寿命といえます。

人間で例えれば、およそ70歳になります。

気になる病気

遺伝による深刻な病気は少ないといわれています。強いていえば、祖先にいるペルシャ猫の遺伝子を引き継いでいるので、同じような病気にかかる恐れもあります。ペルシャが気を付けなければならない病気は、肥大型心筋症です。心臓の筋肉が徐々に肥大し、心臓の動きが悪くなっていきます。

このため、全身に送り出される血の流れが悪くなります。悪化すると、心不全、貧血、血栓を起こし、突然死に至ることも。症状としては、疲れやすくなりじっと動かなくなる、食欲減退、家族への愛情を示さなくなるなどがあります。中年齢からかかりやすい病気です。

そのほか、膀胱炎や尿路結石、皮膚炎、毛球症は、猫がかかりやすい病気ですが、ラグドールも例外ではありません。頻繁にトイレに行く、血尿がでる場合は、尿路関係の病気の疑いが。また長毛種は、毛玉が体内に溜まり胃腸障害を引き起こす毛球症や、夏場の湿気で皮膚に炎症が起きやすくなります。

まとめ

ラグドールは、抜け毛は多いほうですが、毛は絡みにくくお手入れは、それほど大変ではありません。日頃のブラッシングケアで病気の予防をしてあげましょう。性格が穏やかで、人懐っこく従順なので、初めて猫を飼う人や、子供がいる家族にもおすすめです。