猫の去勢不妊手術の費用と手術の手順 と時期。オスとメスの手術の違いはあるの?

発情期の性的欲求を抑圧すると、猫にとっては大きなストレスになります。新たに子猫を望まないのならば、避妊手術をすすめる獣医も多いとか。オスとメスで手術にかかる費用に違いがあるのか、また手術を受けるときの手順などについて調べてみました。

避妊手術

オス猫の去勢手術

引用元:http://goo.gl/yMsQOH

猫を飼う環境や経済的な理由などで、不妊手術を選択する飼い主は多いです。オス猫の場合は去勢手術(きょせいしゅじゅつ)といって睾丸(精巣)を摘出します。

メス猫の不妊手術

引用元:http://goo.gl/a4UrHQ

メス猫の場合は、卵巣と子宮を摘出する避妊手術を行います。

一般動物病院の手術の費用

引用元:http://goo.gl/aqFmvQ

去勢手術費の相場

去勢手術の料金は、地域や病院によって違いますが、相場は10,000~20,000円程度だといわれています。去勢手術は基本日帰りですが、1日入院してから翌日退院というコースも病院によってはあります。その場合は料金も高めになります。

避妊手術費の相場

避妊手術は、15,000~30,000円程度です。詳細はかかりつけの獣医師に相談してください。開腹手術が必要なため、最低でも1~2日の入院が必要なためオスの去勢手術より高額になります。

避妊手術の流れと注意点

引用元:http://goo.gl/WiSn8H

動物病院により多少手順が違う場合もありますが、ここでは一般的な一例としてご紹介します。

1.予約・問診・検査・手術日決定
予約をとり来院。健康診断を行い、健康状態、年齢、体格、時期などを考慮して手術に適した日を決めます。より安全・安心に麻酔をかけ手術をするために、手術前に血液検査をする病院もあります。検査の結果によっては手術ができない場合もあるそうです。原因となった悪い部分の治療を優先し改善したら再度手術を検討します。

2.手術前日
手術前日の夜食事の後は絶食、水は与えてもOKです。ただし、獣医師からなんらかの指示があった場合は、従ってくださいね。

安全に手術を行うために重要なことです。必ず指示を守って下さい。

3.手術当日
当日の朝は、餌も水も与えないでください。お腹に食べ物が残っていると、術中に嘔吐し、呼吸困難になる恐れがあるので手術を中止する場合があります。うっかり食べさせてしまった場合は、必ず獣医師に報告してください。

オス猫にかかる手術の時間:去勢手術の場合は、左右の睾丸を摘出します。手術時間は約20分ほどです。まれに精巣がお腹の中に留まっている場合は開腹して摘出します。

メス猫の手術時間:避妊手術では、卵巣だけ、又は子宮・卵巣の両方を摘出する2通りの方法があります。避妊手術の目的の1つとして子宮の病気予防があります。卵巣のみの摘出手術でも効果はあるといわれていますが、状態によっては、子宮も摘出するそうです。手術時間は一時間ほどで終了します。

4.入院の有無
オス猫:基本的に日帰りです。

メス猫:開腹手術なので、術後、麻酔から覚める時の様子や体調、手術部の状態を確認できるよう、通常1泊入院します。

5.退院日からの注意
オスの場合は、午前中の来院で当日夕方に退院。メスは翌日が一般的です。手術日から約7日後が抜糸の予定日です。基本的に内服薬や患部に塗るお薬は出されません。お風呂や激しい運動はNG、与える餌の量や回数についてなど、獣医の指示に従ってください。

6.自宅での見守り
退院時の注意点をよく守り、猫の様子を観察しましょう。元気がない、食欲がない、便がゆるいなどいつもと違う点が一つでもあれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

7.抜糸予定日に来院
体内に使った糸は、しばらくすると溶けてなくなる糸なので、オスの場合は通常抜糸の必要はありません。メス猫の場合は、抜糸予定日に来院、抜糸とあらためて運動制限や食事管理などのアドバイスを受けます。

術後の猫の性格

引用元:http://goo.gl/HFkZPs

避妊手術後、猫の性格は変わるのでしょうか?猫の性格が変わるというより、性ホルモンが分泌されなくなることで、性的な行動は表れにくくなります。
オスは、メスへのアピールや縄張り意識で行うマーキングや攻撃性が和らいだり、発情期のメスにも反応せず穏やかになる場合が多いです。
メスは、発情期がなくなるので、独特な鳴き声もしなくなり、精神的にも安定するようになるそうです。

猫の個体差があるから、全ての猫がしなくなるわけではなく、スプレー行動などは習慣として覚えていて改善されない場合もあるよ。

まとめ

地域や病院によって、手術にかかる費用は変わってきますので、詳細は直接動物病院に問い合わせましょう。また動物愛護の観点から、野良猫や飼い猫などの不妊手術を安価で行ってくれる病院もあるそうです。地域の動物愛護ボランティア団体や保険所などに問い合わせると教えてくれるでしょう。