猫が餌を吐く6つの原因。安心して良い嘔吐・病気を疑う嘔吐の違いとは?

飼い猫が、美味しそうに餌を食べてくれる姿を見ると、安心しますよね。しかし、その後、食べた餌を吐いてしまう猫がいます。その様子に、飼い主さんは驚き、「大丈夫かな?」と心配してしまうでしょう。猫の嘔吐には、安心して良い嘔吐、病気が潜んでいる怖い嘔吐があります。猫の嘔吐を知ることで、慌てずに対処できます。飼い猫にとって安心できる飼い主になりましょう。ここでは、猫の嘔吐について説明します。

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吐くと言えば毛玉?

もともと猫の身体は、嘔吐の機能が発達しています。それは、毛づくろいで飲み込んでしまった毛が胃に入り、吐き出してしまうことがよくあるから。猫が毛玉を吐く時、吐く前に咳のような音を立てます。吐いた後、元気であれば問題ありません。その他にも、食べ過ぎや消化不良などで吐くことがあります。多くは一時的なもので、その後、元気にしていれば心配はありません。
しかし、繰り返しの嘔吐や、吐いたものに血が混じっている場合は要注意です。病気の疑いがあります。猫が嘔吐した場合は、慌てずに吐き出された物や吐く時の様子を観察してみてください。猫が吐き気を感じているサインとしては、食べ物に目もくれなり、よだれを垂らすこともあります。

引用元:http://felinemedicalcenter.com/Services/?Common-Feline-Health-Concerns-15

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猫が嘔吐する原因

胃や腸に炎症が起こっている時、刺激物を食べて胃に炎症を起こしている時

食べ物だけではなく、ストレスなどから胃や腸に炎症が起こることも考えられます。嘔吐が続くようなら、脱水症状を起こす可能性も出てきますので獣医さんへ相談しましょう。

食べた直後に未消化のものを吐いた場合は食べ過ぎの可能性大

特にドライのキャットフードは噛まずに飲み込むことが多いです。食べ過ぎて消化不良を起こしているかもしれません。吐き出したものを観察してみましょう。

異物を誤飲した時

生活の中で、盲点になるのが花瓶の水や観賞植物です。花瓶の水に肥料を入れることがあるかもしれませんが、猫がそれを飲むと中毒を起こし激しく嘔吐します。また、家の中や庭の観葉植物を食べてしまうことがあります。猫が草を食べる理由は、草と一緒に毛を体内に吐き出すため、胃腸薬代わり、身体に必要な成分を取るためですが、アジサイやシャクナゲ、スズランなどの毒性の強い植物を食べないように注意してください。さらに殺虫剤や農薬をなめたり食べてしまうこと、紐やリボンの誤飲など、家には危険がいっぱいです。少しでも回避できるように心がけてください。万が一、誤飲してしまった場合には、すぐに獣医さんへ連絡しましょう。

食べてはいけないものを食べた時

猫に与えてはいけないものを紹介します。これらを食べると中毒症状を起こし、嘔吐する可能性があります。タマネギなどのネギ類、アワビ、魚介類、生の豚肉、ブドウ、香辛料。塩分、糖分が過剰に含まれているものなど。他にも、生魚や生エビ、スルメ等もたくさん与えすぎると胃腸に負担をかけ、嘔吐を引き起こします。
猫の食器は綺麗ですか?菌が繁殖しないためにも食器は清潔に保っておくことが大切です。

餌が合っていない時

猫が苦手なものが入っているかもしれません。様子を観察して、餌を変えてみることも考えましょう。また、必要とする栄養バランスや量は、子猫、成猫、老猫によって、運動量によっても違ってきます。平成20年から添加物も明記されるようになりました。表示をしっかり見て与えましょう。

感染症・病気の疑いがある時

ここからは、嘔吐の背後に大きな病気が隠れている場合です。獣医さんに相談しましょう。
猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう)…これに感染した猫から排泄物からの感染が原因です。進行すると嘔吐や下痢が激しくなります。抗生物質の治療をします。
猫エイズ…嘔吐や下痢が続き、肺炎やガンなどに進行します。対症治療をします。
炎症性腸疾患…下痢や嘔吐などの症状が続きます。完治は難しいとされています。抗生物質の治療をします。
脂肪肝…下痢や嘔吐が続きます。重症になると黄疸やけいれんが起こります。栄養補給治療をします。
慢性腎不全…貧血や嘔吐が続きます。重症になると尿毒症を引き起こします。完治は望めないので早期発見が大切になってきます。
リンパ腫…咳が出て、下痢や嘔吐が続きます。抗がん剤を用いた化学療法をします。
猫伝染性腸炎…感染猫の便、尿、吐しゃ物などから感染します。嘔吐や下痢が続き、子猫がかかると死亡率は9割になる病気です。もしかかってしまったら、栄養を与えて回復を待ちます。ワクチンで予防できます。
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飼い主さんがすべきこと

普段からの健康チェックが大事です。具体的には、食欲はある?元気?おしっこやうんちは出ている?水を飲み過ぎていない?体温を測っておくこともバロメーターになります。
猫に与えてはいけないものも知っておきましょう。飼い主さんが気を付けることで、未然に防げる事故はたくさんあります。
信頼できる獣医さんをもちましょう。困ったときにすぐに相談できる獣医さんがいると安心です。
精神面について猫にとって心地よいスキンシップでお互いがリラックスできる関係になることもとても大切です。猫の特性を知り、信頼関係を築きましょう。

猫の嘔吐注意報

(春)3月頃…毛が生え変わる時期ブラッシングをしてあげましょう。4月頃…発情期です。他の猫との接触にきをつけて。(初夏)5~6月頃…ノミ大量発生!感染症に注意!8~9月…熱中症・夏バテに注意。(秋)10月頃…毛が生え変わる時期ですブラッシングをしてあげましょう。11月…気温が下がり猫の抵抗力も低下。感染症に注意。食べ過ぎにも!(冬)12月…シクラメンやポインセチアなどの植物を食べて中毒を起こさないように注意してください。

嘔吐があったら何をする??

獣医さんの指示に従うことが先決ですが、他に病気の徴候が見られない場合、飼い主さんが出来ることを紹介します。
24時間絶食をさせ、水分も数時間ごとに与えるだけにします。嘔吐が激しい場合は水分を減らします。そうすることで、消化器官を休めます。そのまま嘔吐がとまっているなら、与える量を増やしながら水分補給をします。その後、柔らかく消化の良いもの(茹でて脂肪分を除いたチキンの胸肉に白米を混ぜたものなど)を少しずつ与えます。

まとめ

 飼い猫が嘔吐したら、驚いてしまうかもしれません。しかし、そんな時こそ落ち着いて、猫の様子を観察、次の処置を考えましょう。