猫の嘔吐が黄色の対処法。危険な病気の原因と治療法

毎日毛並みを手入れする猫は、時々体内にたまった毛玉を排出するために嘔吐します。吐く行為自体それほど心配なことではありませんが、吐いた内容物によっては、危険な場合があります。今回は、黄色い嘔吐物の場合に考えられる原因などを見てみましょう。

はな
運営者のはなです!猫ちゃんの嘔吐はものすごく心配する行為の1つですよね。しっかりと症状を理解しましょう。

猫が吐く原因

大食いの早食い

たくさん食べる猫は、餌を一気に食べ、食後すぐに吐くことはあります。吐いた後も元気であれば問題はありません。また、吐き戻した物を食べてしまうこともありますが、食べたものがそのまま吐き出されただけのことなので、心配はいりません。

胃から毛玉を吐く

毛玉の固まりを吐き出すことはよくある猫の行動です。胃の中にたまった毛並みを吐き出すことで毛球症の予防になるので悪いことではありません。
ですが、嘔吐の回数が多いと、脱水や胃炎の原因になりますので、毎日のブラッシングによる抜け毛対策や毛玉ケア用フードの利用で予防しましょう。

猫草を食べて吐く

引用元:http://goo.gl/fhN8Vw

草を食べることで、胃腸を刺激し吐き気をもよおします。胃酸過多で胸やけを起こしたときや、体内の毛玉を一緒に吐き出す生理現象です。繰り返さなければ問題ありません。猫にとって、食べると中毒を起こす危険な植物もあるので、猫草などイネ科の安全な草を与えて下さい。

黄色い液体の正体

引用元:http://goo.gl/FLaoiJ

寝起きや食事の前に白い泡のような液体や黄色い液体を吐くことがあります。白い液体は胃液、通常は無色透明で無臭、卵白に似ています。黄色い液体は胆汁です。コレステロールを原料に肝臓で作られた胆汁は、胆管から十二指腸へと放出され脂肪を分解する消化酵素です。

猫が黄色い液体を吐く原因は、空腹による場合が多いので、食事の間隔を短くするなどの調整をしてみましょう。1日に1回吐いただけでおさまれば、それほど問題はありません。時間をあけて2回以上吐いたり、連日同じような症状が続けば、体調不良が疑われます。かかりつけの獣医師の診断をあおぎましょう。
猫ちゃんにどれだけ餌を与えても食べない。という猫ちゃんもいるでしょう。そのような猫ちゃんにはキャットフードが合っていない可能性があります。
猫ちゃんは肉食動物であり、肉食動物のことを理解したキャットフードを与えていますか?

はな
たまに吐く程度の症状でしたらキャットフードを変えてみるのも良いでしょう。

 

黄色の嘔吐の原因

健康の猫でも、状況によって黄色い液体を吐く場合がありますが、なかには原因が病気によるものもあります。

健康な場合の嘔吐

先にも述べましたが、通常胃液は無色です。黄色の液体を吐いたときは、空腹で胃になにも入っていない状態。胆汁が逆流し嘔吐します。その後、元気で何度も吐くことがなければ心配はいらないでしょう。

病気が考えられる嘔吐

引用元:http://goo.gl/Y6t54Y

現時点では、はっきりとした原因は解明されていないそうですが、胃の運動が低下して起きると考えられています。通常胃は、上から下へ食べ物を押し出す動きをしますが、なんらかの原因で正常に動かず、胆汁が胃に溜まってしまいます。2~3日続けてこの症状が現れる場合は、食道炎や胃炎を併発する恐れが。餌や水分補給が困難になり深刻な状態になる恐れも。すぐに動物病院に連れて行く必要があります。

胃の運動低下が起きる原因

引用元:http://goo.gl/G2Z3jA

他の病気も発症
胃運動低下症を引き起こす原因として、既に他の病気を患っている場合があります。具体的には、低カリウム血症・尿毒症・肝性脳症・甲状腺機能低下症・慢性胃炎・胃潰瘍・胃捻転・キーガスケル症候群などの病気が原因と考えられます。

精神的肉体的ストレス
生活環境でなんらかの欲求不満や恐怖、また体の痛みによる大きなストレスがあると、胃の運動に障害を起こし、運動低下症を引き起こす場合があります。
消化が悪いキャットフードなども問題もあります。猫ちゃんは肉食動物であるので、キャットフードに含まれている大量の穀物(炭水化物)でストレスを感じることもあります。

薬が原因
猫に与えている薬が原因で胃に支障をきたすケースです。抗コリン作動薬、βアドレナリン作動薬などは、胃運動低下症を引き起こします。獣医師に相談することをおすすめします。

胃運動低下の治療

症状により、処置の仕方が変わります。
●激しい嘔吐で脱水症状  :輸液による応急処置を行うなど、早急に状態を安定させます。
基礎疾患の治療を優先  :別の疾病が原因で胃運動低下症が引き起こされている場合は、まず基礎疾患への治療を行います。

具体的な治療

引用元:http://goo.gl/r4jqGy

胃袋の運動を促進させる薬で治療

幽門部の収縮を促進させる:メトクロプラミド

食道の下部を収縮させる   :シサプリド

胃全体に働きかける    :エリスロマイシン

胃袋の出口がふさがっている場合は別の治療を行います。 

胃への負担を減らすための食餌療法

1つ目は、脂肪や繊維が少ない液状から半液状の餌に切り替えます。与える回数は、少量を何度も分けること、一度に大量を与えるのは禁物です。
2つ目は、現在与えているキャットフードの成分を確認しましょう。与えている餌の原材料が「穀物類(米、コーン、小麦、大麦)」が多いキャットフードを与えていませんか?猫ちゃんは肉食動物であり、猫ちゃん自身に穀物類の栄養素は不要です。また、穀物は「炭水化物」であることで、猫ちゃんの消化機能では消化しきれないものも多いです。
その他にも、穀物の「炭水化物」には、アレルギーの原因だったり、太りやすかったりする原因となります。
猫ちゃんの食性も理解することで、体調も回復する可能性は高くなるでしょう。こちらから猫ちゃんの食性を確認できます。

ストレスフリーの環境作り

ストレスが原因の場合は、猫の生活環境を見直し、できる限りストレスを感じることがないような環境を作ってあげることで、治療効果を上げる助けになるでしょう。

胃運動低下症の注意点

引用元:http://goo.gl/iyj2ob

薬の投与で病気は完治しますが、その後、月に何度も同じ症状が見られる場合は、再度の受診が必要です。獣医師の説明によると、3日以上黄色い液体を吐く場合は、胃の運動調節薬と消化の良い食事で治療を、連日はないが月に3回以上の場合は、食習慣の見直し と 食事内容の変更という治療をすすめています。

まとめ

黄色い吐瀉物の場合、1日にどれだけの回数見られたかが病気の見極めの大きなポイントになるようです。黄色の液体は胆汁液が逆流したもので、病気の場合は胃運動障害(胃運動低下)が原因です。連日続くようなら動物病院で治療をしてもらいましょう。放置しておくと食道炎や胃炎を併発し、食事も水分も摂れず体力が衰退し重篤になるケースもあります。

また黄色い嘔吐の影に隠れている病気があるかもしれません。原因が乳がんだったという事例もあります。猫の吐瀉物を処理をする際、内容物の確認、その後の様子に気をつけて、おかしいなと思ったら、かかりつけの獣医に相談することをおすすめします。

キャットフードを替えてから症状が少なくなった!とう報告もあります。これは、与えていたキャットフードが猫ちゃんに合わなかったり、消化しきれなかった可能性があります。安心安全のキャットフードを与えることで、このような心配も少なくなるでしょう。

はな
私も与えていたキャットフードが非常に粗末なキャットフードだったことがあります。今はグレインフリーのキャットフードをあげていますが、食いつきは便の感じもすごく良くなりましたね。